hitorigomori
淡路島のとある丘
瀬戸内海からのぼる風に草木が靡き
夕暮れ色に風景が染まる刻
「ひとり」の物語がはじまる。
しおりを挟むように日常も役割も着飾る心も暫し何処かへ置き去りにして
大切にしまっている心の奥底で蓋をしている箱を開く自分だけの時間。
移り変わる空に言葉を綴るように透明な窓に絵を描くように赴くままに。